きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

おたんじょうび祝い

もはやめでたくも無い感ありますが、今年も一つ年をとったため、昨日は子供と二人外食(やきとり)に出かけました。(おいたんは予定が合わず別の日にお祝いしてくれた)

 

やきとり… 楽しみ…やきとり…(週1くらいで行ってる)

おざなりな感じで親子の交流するひとときです。

 

もぐもぐ……
子供「結婚てさ…なんのためにするんだろうね…誰が作った制度なんだろ」

『?? 制度っていうか…まあそういうふうにしておくと都合よかった時代があったんだろうから制度が作られたんだろうし』

子供「そうなの…」

『生物学的に言うと愛は四年で終わるらしいけどね』

子供「そうだよね!飽きるよね!」

 

子供「あのさ…なんでさ…みんな記念日とか祝うんだろうね……記念日って…まあ…普通の日じゃん?自分にとって以外は」

『? 私にとって以外の8/15は終戦記念日だけど』

子供「いやまあ… ○月○日(子供の誕生日)は○○記念日だけどさ」

『調べたのか。インターネットまじ便利よねぇ』

子供「祝う価値があるのって金婚式とかさ…」

『いやそれはwww記念日じゃなくて年単位の問題じゃんww』

 

ゆるゆると飲んで帰ってから、「○歳最後の私」を反芻して0時を迎えました。
そして…気づいた……子供の優しさに…!

【結婚してないけど気にしないで】
【誰も記念日祝ってないけどそんなの大した問題じゃないから】
これらを伝えたかったんじゃないのか…!?

そんなに気にしてないから!というかむしろ「この世界には楽しい結婚生活を送ってたり、記念日を祝い合ったりする夫婦の方が多い」って思ってもらえないとそれはそれで困るから!!
周囲からいろいろ気を使われる存在になってしまった感ありますが、若者の優しさによって元気に生かされています。皆様になにも教えられない(技術的には…)存在ですが、多少適当にやったとしても死にはしないし、基本的には人間はみんな許された存在なんですよと。そういう希望を伝える役割を頑張りたいと思ってます。有名人に例えると、高田純次もしくはエガちゃんかな…って思ってる。

 

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

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事故物件が発生する瞬間

おいたんは趣味?で10年くらい単身者向けのマンション経営(20室くらいあったはず)をしてるんだけど、初の「居室内で人が死ぬ」という…事件が発生しました……

おいたん「”すごく調子悪い様子で帰って、次の日出勤してこなかったから”って連絡があって、マスターキーで開けたら、死んでたって……」

『あ…あらあ…でもすぐ見つけてもらって良かったわねぇ…』

おいたん「前に踏み込んだ時は大丈夫だったのに…」

*別の住民で、無断欠勤が数日続いている人の部屋を開けた時は無事だった。

「不謹慎だけど…勘弁してよーーー…5年間告知義務あり、次の募集の時は家賃-30%だってー…」

独身の男性で、事件性はなく、静かに・唐突に、その人は部屋で亡くなっていたそうです。

 

防犯カメラを巻き戻していくと、●日の●時●分、不動産屋さんのロゴの入ったバンが駐車場に止まり、まだ若そうな男性の不動産会社社員と、それよりほんの少し年上の男性(恐らく部屋の住人の同僚もしくは人事担当者)がきて

ドアからも外(窓)からの声かけにも応答がなく

近所の警察から警察の人に立ち会ってもらって開錠したところ

亡くなっている事がわかり(とはいえこの時点ではまだ医師の死亡診断が無い)

救急車が呼ばれる (不動産屋さんはこのあたりでおいたんに電話連絡)

運び出されて病院に…

 

音声は無いものの、防犯カメラはなかなか高解像度な感じで流れを記録していました。

 

おいたん「これをさらに●時間巻き戻すと、この人が最後に生きて歩いてた映像があるんやな。」

『う、うん…(あんまり見たくない…)』

「でもそれは見んでおこか…」

『うん…』

おいたん「ご家族が見たいていうたらあれやから記録はしとくけど、俺らが遊びで見ていいもんやないからなぁ…」

 

今思うと、おいたんもほんとは救急車の流れとかも見たくはなかった(一人で見るのがしんどかった)から付き合わされたのかもしれない感はあるけれども、「最後の姿」は見ないで済んで内心ほっとしました。

ご家族に連絡はついたものの、家財などはすべて処分してすぐ退去として欲しいとのことで、次の週には空き室となりました。すぐに会社の人が確認しにきてくれたからこその迅速な処理…「人事総務がちゃんとしてる会社って素晴らしいな…!」って変なとこに感心しました。

 

「BEYOND」で、左右2つに分かたれた世界で、「美しくきらめいている世界」が死で、「混沌とした世界」が生だったっていうのを見て納得したし(そりゃそうだよね…)亡くなった人にとっては、良い世界への旅立ちだった…と、

 

 

追記
その後、その部屋はおいたんの会社の新婚さんが格安で住むことになった。 そういうの気にならないカップルらしい……

常駐悲惨録ルリ子〜まさかの旅立ち〜

えー弊社IT系として、まあ自社案件8割だけど他社常駐もあるんですが、他社常駐できるってことは

・スキルに問題がない

・人格面に問題がない(一応、一人で社外の人と喋らせても大丈夫なくらいの常識と社会性がある)

順から取られていく感じだったんですが(先陣で行かされる場合は特に、営業的に当たり障りない・人当たりのよい人間が選ばれる事が多い)

私は
・スキルがややしょぼめ(の割に年齢が高い)
・社内で継続してる案件がある
・人格的には失言が多く、血の気も多い方
なので「自分は常駐はない」って油断してたところ、なんとこの夏、常駐になってしまいました……しかも斥候として……

つらい……

 

qiita.com

日常に潜む卑猥

同僚(休職から華麗に復活)とスマートスピーカーどれ派?って話になり「別段興味はないのだがたまたま人からamazon echoをもらってしまって家にある」と答えたら
同僚「いやールリ子さんは相変わらず素晴らしいですね!LINEclovaなんて卑猥な形ですしやっぱechoだと思いました。なお俺はgoogleHomeですね」
『え…卑猥…? ちょっとググってもいいかな…会社で見ても問題ない形よね…?』
ググる

clova.line.me


『あっ……ああ…こういう……うん…「yes高須クリニック」っていうか「一つ上野男」みたいな印象ね…』
同僚「でしょう。ルリ子さんなら理解してくださると思いました」ニヤニヤ


日常のオフィスに性的な話題を巧みに入れ込んで私の反応をみるのは…やめろ……!

なんのために頑張るのか

10年くらい前に、仕事できなさすぎて(私しかやったことないジャンルな上に私もちゃんと完遂させたことなかった…)超残業しまくってて、ううう…つらいよう…という顔を周りの人に見せていました。
残業しまくってる時に同僚に突然聞かれました。

同僚(私より全然上級のPG/美人の嫁を持つ既婚男性)「へー。なんか頑張るねmalさんは。やっぱ子供がいるから頑張れるの?」(その職場は原則残業が無かったし、女性は残業しないもの、という暗黙の了解があった)

『え…うーん…頑張るのは自分のため…ですね…』(あまりも仕事が切羽詰まっててカッコいい切り返し方が思いつかない)

同僚「えっ」

『なんか…誰かの為に頑張る…という思想がないというか…仕事においては子供が…とか家族が…というのは関係ない…気がします』

同僚「そっか…確かにまあ俺もだわ。俺も俺自身のために頑張ってきたわ」

 

その後割とすぐその職場は辞めてしまった(いろんなしがらみがあったし、待遇は良かったけど技術的に閉塞感がある会社だったので、当時まだ若かった自分はもっと上を目指したかった…質問した同僚の方も後年辞めたらしい)のですが、いまだに「自分がなんかする理由は自分のため」というポリシーを維持するために思い出すエピソードです。
ここでカッコよく&ヒロイックに「家族の為に頑張ります!」って答えてたら「( ´_ゝ`)フーン」としか言われなかったと思うので、心を無にして本能で出てくる答えは強い。

*これまでさんざん「同僚…!かわいい…!愛おしい…!」っていう話しかしてなかったけど、この人については当時私より年上な上にこういう質問してくるって…結構嫌なやつというか煽ってきてる感じはある…
*とはいえこれ以後は結構こっちの頼みごとを聞いてくれたりしたので恨みはあまりない

もちろん自分も女子として「イエスマスター!」って従える存在を求め続けてはいるんだけど、黒騎士はそんな簡単に見つかるもんではないし。

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自分がほんとに自分を犠牲にしたいと思う存在が見つかるまでは、ただ自分の為に頑張る以外ないではないか。

*「子供がいたら自分を犠牲にして頑張れよ!」って言われそうだけど、親が死んだら大体子供も大変なことになりますし、それはそれとして別個の存在なので、私は私自身を優先します
*子供には人間であれ二次元であれ、多少辛くても「こいつのいい笑顔見たい…」みたいな好きな気持ち(下心?)がもてる相手がいたらいいなと思ってます。いやもういるのかな…?

 

きみのためなら死ねる[完全版]

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「留保なき生の肯定」

ううっ…
予感はあったものの…自分が愛おしいと思っていた同僚の一人が…
休職してしまいました……

チーム内でその人しか技術的適合者がいない、という理由で別会社に出向になったのですが(本人も「自分も病気がちだし、家族(老親)がいるので違う勤務地での常駐は気が重い」、周りの人間はみんな「あいつ出向向きじゃない」って止めた)、2か月を待たずに病気休職となってしまいました。だから言うたやん!!!!

 

彼は入社当時には何かを依頼すると困ったような悲しいような顔をして、いつもうつむいている線の細い印象の男性でした。他人と食事をするのが苦手で、昼休みはいつもそっとどこかにいなくなっていました。
まあ断れるだろうけど…と思って「私今日開発のKさん(女性)と飲みに行くんだけどあなたも来ます?奢らないけど」って誘ったらクッソすごい量の日本酒を飲んでご機嫌でありました。
ゆうちゃん(仮名)ゆうちゃん、このphp/js動かんのよ~と泣きつきにいくと、最初は全部彼が書いてくれましたが、しばらくすると「ここからここまでをifで切り分けたらどうなりますか?」と聞かれるようになり、おかげさまで私いまはif文をn回書くマンに成長しました。
酒飲みだけどいつも嬉しそうに、でもテンションは変わらず、静かに日本酒のお品書きを細かく確認して、これ飲んだことないから飲みたいな、でも今は秋だからこれが飲みたいな…と飲み物を選んでいました。結局一合ずつもらってみんなで分けたり。
アンタ痩せてるしもっとお上がんなさいな、と勧めても、「僕は女性がみなさんお口にされてからで良いんです」と最後にしか箸を取らない人でした。

思いついたように私の顔をじぃーっと見て「40代とは思えないくらい肌が美しい…ですね」って褒めてくれました。(*勤務先では特に年齢は公言してないんだけど、あの、私、一応君と同じでまだ30代です……ゆうちゃんは院卒の転職者なので…)

 

君の良いとこがたくさん思い出せるから、君自身の人生の幸せになるように事態が進むといいし、早く元気になってね。
もう二度と会えなくなったとしてもそれで君が楽しく生きてるんなら、私はずっとそれが続くように祈るし、先に困難があったとしても「何があったとしてもあの頃から君が私にとっては価値のある人だという、それは絶対変わらないよ」と伝えました。

 

本人「いやできれば復職したいですし…出向先はもう絶対ヤダけど…首にならなければ戻ります」
…おい!割とドライというか損得勘定ちゃんとしてるな!!

 

お花見の季節には、体良くなって飲みに行けるといいんだけどなぁ…

 

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復活した!

主に子供の受験のため、長く沈黙していましたがようやく復活できそうです。

 

仕事は相変わらず、同じところで働いていて、来年になったら最長在籍期間になるんじゃないかな…という感じ。お給料は数千円上がったり、期末にちょっとしたインセンティブをもらえるようになったけど、まあ、ぶっちゃけ、しょっぱいです…エンジニアたちは次々に転職していきます。まあ、仕方ないです。

 

おっちゃんも相変わらず死ぬほど仕事をつめまくりつつ、たまに顔を見に来てくれる感じで安定しています。安定というのはつまり「二号さん」としての地位で安定しています……(前の妻と離婚はしてるんだけど、子供がいる私を後妻に入れるのはリスクが高いし、より良いスペックの縁談があったら再考したいから、躊躇してるんだろうなぁ…という状態)

愛があって、気にかけてくれてはいるんだけど(あと欲しいもの言えば買ってくれる)、お互いに「将来」とか「老後」の話は避けるようになっています… まあ、仕方ないです。

 

仕事のカテゴリになるけど、何人かそれなりに深く付き合える人ができて、「労働ってなんだろ…」とか「このはてぶを見るんだ!」とか共有したり、それはすごく楽しい。

例のアレ以降、「私は他人を犠牲にしてお給料もらった… 私は無能だからそういうやり方でしかお給料もらえなかった…」というトラウマが深くあり、その後狂ったように休日出勤を繰り返すようになるのですが、
別のアレの「他人(特に若い人)にまで社畜スタイルを強要する(相手が予定された有休でスノボしてたり、定時で帰ったりしてると「いい御身分ですよね!」みたいなイラッとする皮肉というか当てこすりが来る)」を目の当たりにして、
「私はエンジニアとして上級にはなれないだろうが、コイツのやり方を是としたらみんなが死ぬのは明らか…!」って悟り、自分には珍しい事ですが決死の覚悟で上司にチクるなどした結果、ある日突然当人が辞めたのです。有休を丸々残したまま、退職日当日も22時まで残業して。

*なお、その時のcssはあまりにも汚くて使い物にならなかったので、一か月くらいの別の新人さんにリファクタリングしていただきました。
そのような経緯を経て、今はチームがわきあいあい(出向者もいるし、なんでも和気あいあいってわけにはいかないけど)な感じです。

これからも仕事の事、まあ技術についてはお察しレベルですが、ぼちぼち書いていこうと思います。

 

世界は残酷で理不尽だけど、長い時間をかけて観測していたことの結末を見ることができる、というのはそれはそれで学びですよね。

 

 

そんな気持ちで今後ともよろしくお願いいたします。