きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

若い開発とかを構って遊ぶ会社員です。10才下の上長から「黙れババァ」って言われて何かが目覚めた。

00 お高級な土地に息を潜めて住む

ここ7-8年、子供と二人で割合「高級なお土地」「文教地区」みたいな学区に住んでいました。まあでも私は特別に超高級なわけでもなく、女性会社員としては普通というかむしろ安めのお給料(でも休みは取りやすいし、子供関連の遅刻早退にも協力的なのでとてもありがたい…普通の仕組みの会社だと続けるの大変だったと思う)なので、まあ…そういう地区の中でも難がある感じの物件にノホン…と住んでおりました。

無理して都心に住んだ理由は以下のとおりです。

 

  • 住み始めた時ソシャゲ会社(六本木とか恵比寿とかにオフィスがあることが多い)のソルジャーですごく長時間勤務だったので、それまでみたいに都下に住んでたら過労死しそうだった
  • 子供に学歴だけはつけてやりたかったが、都心以外だと家庭環境とか経済的にそれが厳しかった
  • ママ友づきあいみたいなのに疲れた…

 

通勤については書いてる通り。

子供の学歴ブーストについては、実家遠いシングルマザーだと現実的に中学受験は厳しい(送り迎えとかのお金以外のコストが大きい)ので、どっかで都心にいって、高校受験に向けて家庭教師&個別指導とか少人数の大手塾に入れようと考えていました。

最終的に高校受験では「学力は高まったが内申がガタガタで都立あんまり良いところが受けられない」「中学校担任と破滅的な関係性になった」となりました。

都立も合格したけど明らかに私立(大学附属なので選ばなければ内部進学することもできる)のほうがレベル帯が上の学校なので(とはいえ「中の下」と「中の中」くらいの差だけど…)まあ東京都は私立高校無償化だしね(入学金とか制服代とか修学旅行とかは対象にならないけどね…)ってことで私立に進学させますと決めたら、中学担任から「学校のレベル的についていけないと思いますし、失礼ですけど金銭的に大丈夫ですか!?」って電話で聞かれて「ええまあ金銭については…幸い援助がありましてね……」って白目になった思い出があります。

内部進学率は低いので、もう一回大学受験を戦い、最終学歴が決定してからしか私の判断の是非はわからんけど、現時点ではこの選択で良かったんじゃないかなと思ってます。

ママ友づきあいについては…これは完全に開放されました。都会は貧乏人に興味ないんでね!!

PTAとかそういうの、「良いお土地」だと、最初から「その土地の自営業の奥様がやる」というルールがあるので、押し付け合うどころか保護者会が始まった瞬間に決まっています。奥様は何を切り盛りしても手際が良いので、根っから使用人体質の私としては安心して手伝えました。

都下にいた時は行事を手伝えば「○○くんのお父さんと話してたでしょ!」とか、友達と飲みに行ったら「この前○○のお店で男の人のグループと飲んでたけど合コン?」とか「再婚したいなぁって考えてるなら一緒にこのお寺(新興宗教)の布教して功徳積まない?」とかゾッとするくらいの監視社会だったので、都心で「神宮寺三郎ごっこ」(自宅でタバコ吸ったり飲酒して夜景を眺める行為)しててマジでハッピーを感じました…!

 

ひところは「逃避行といえば北」みたいな、人気の少ないところに行くのが定石だったかと思うんですが、子供を連れている以上、中途半端な田舎で、周りの人間が善良だと、いろんな詮索とか善意の干渉から逃れることができません。

都心に行けば、貧乏人は特定のエリア(お高級エリアでも、谷底や河原など「人が住まない」「曰くが悪い」というエリアが必ずある)に住むことで、透明人間として蔑まれながらも、複数区域にまたがった図書館とかスポーツセンターとか各種の文化資本を教授することができる。あと、金さえ用意できれば家庭教師なんかもつけられる。

それがここ10年の我が家の生存戦略でした。