きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

新しい人々

転職してから三か月が経過しました。

正直かなり「 (#^ω^)ビキビキ」ってくることもあり、一度ならず「もうマジで辞めたい」と思ったし一度は上司にも言いましたが、とりあえず、まだ続けています。

作業とか、スケジュールとか、契約ごととか、承認とか、とにかくルールがちゃんとしてなくて、それを正す役割も期待されてるのがちょっとしんどいです… 前職で若い子に「この老害!」ってかまってもらえてたあの時代って夢だったのかな…と涙する日々…  

 

でも自分自身、「孤独がより一層の絶望を呼ぶ」ということを経験則として知っている年寄だから、できるだけ、他人に対して開かれた人間でなければ!と、同僚が読んでいる本(とても…むずかしい…SFであった…読書が好きな私でも苦戦)をあわせて読んでみたり。飲みに行ってみたり。

しかし

・年齢の壁(私は若いエンジニア陣からは10才くらい上)

・職種の壁(エンジニアは当たり前だけど新卒からエンジニアとしてしか働いたことない高学歴ども)

いろいろ気づかいは感じるのだけれど、前職までのように「ねえコーチャン」「黙れババア」とか気軽にののしってくれる関係(ゆうてもそれまでの若者とは「制作職」「絵や映像に関わる」という基本の部分は共通していた)は夢なのか…!とくじけそうになっていた  

 

のですが

 

 先日、「お互い各チームの課題とか、変えてほしいところを言い合う」というクソ下らねぇ自己啓発っぽい催しがありまして、例によって私事務だし(しかも一人事務)もういらない感満々ジャン…っていう…おざなりな「いつもお世話になってます!頑張って早く請求書発行慣れろ」みたいな中で、若いエンジニア(グレート高学歴。もうまったく私と共通点がありそうもない)から、

「自分たちはルリ子さんたちをそもそもよく知らん。まずはかかわり合おう」 とかハートフルなことを言うもんだから

 

『いいのかよ…? 自分結構本気出すとうぜぇ中年なんだぜ…!?』 って感じでかまい倒して(業務で辛いことが多すぎて八つ当たりしたい気分だった)、そろそろ遠慮なく「うぜぇええ!」って怒られる気配になってきました。 でも前職コーチャンの「うぜぇ…」(といいつつも私の得意な事については譲って任せてくれる配慮のある男であった)っていうのと違って、「これみてーー」ってメダカ写真を見せられたり、部活時代の雄姿の写真を解説しつつ「膝に矢を受けてしまってな…」みたいな思い出話を聞いたり。今の職場の若者については割と「自分自身の事を話したがり」「教えたがり」な感じがする。エンジニアの気質なのか。業務でからみがほぼない気楽さなのか。

そのうち個々人の成育史(どこで生まれてー、どう育ってー、どう結婚してー、みたいなことを教えてくれる。既婚者もいる)がかなり細かく記録されそうな勢いです…  

そのころには、これまでの別れも、思い出に昇華できるかな。…仕事自体が続いてるかどうかはおいておいて。  

 

ちなみに私の殺し文句は「今たぶんあなたのお母さんよりあなたのことを考えてるよ!(どう構い倒して楽しむかで)」です。前職でも上長に言って気持ち悪がられた。