きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

「使えない」

やべぇ仕事が超燃えている… もはや若者と遊んでいる余裕がないわ…!
週に一回の出勤日も、嫌な汗をかきながら作業を進めないと間に合わない。

いつものアレの方もむつかしい顔をしながらインターンさんにレクチャーをし、ドキュメントを作り、取り合えず先にインターンさんたちを上がらせている。

 インターンが帰って、私と二人になった瞬間ボソリ……

「…だめだ… 使えない……あいつら使えねーーー……」

 

いや少なくとも「インターン」に対して成果を求めて当然みたいな、そういう言葉を口に出すことは私は許さない、と思って彼を見ると「●●(個人名)も…○○も使えない……スキルが達してない…指示待ち……」と呟いている、え、え…
これ本人もメンタル的にちょっとキテる感じがする…

二分くらいで「…よし、かえる!」ってすっと立ち直ったけど…

 

この子の中で「後輩を使えないとか言っちゃダメ」とか「インターンに一人前のパフォーマンスを求めるのは無意味」とか「でも仕事だから…ちゃんとした品質・納期でやらないと…」「最後は自分一人で回収しなきゃいけないけど不可能かも…」とかいろんな葛藤が渦巻き、それを、瞬間吐き出して、立ち直って、泣かない。
えらいというかすごいけど、こんな状況を強いる会社の状況の方がそもそもおかしいというか。

弱い存在(インターンとかバイト、新しく入ってきた不慣れな営業)に重みを背負わせて死んで(休職、失踪など…)いかせる、それで生き延びる事に意味はあるのかな。

 

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

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 一角獣たちを開放する方法はないのかなぁ。