きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

なんのために頑張るのか

10年くらい前に、仕事できなさすぎて(私しかやったことないジャンルな上に私もちゃんと完遂させたことなかった…)超残業しまくってて、ううう…つらいよう…という顔を周りの人に見せていました。
残業しまくってる時に同僚に突然聞かれました。

同僚(私より全然上級のPG/美人の嫁を持つ既婚男性)「へー。なんか頑張るねmalさんは。やっぱ子供がいるから頑張れるの?」(その職場は原則残業が無かったし、女性は残業しないもの、という暗黙の了解があった)

『え…うーん…頑張るのは自分のため…ですね…』(あまりも仕事が切羽詰まっててカッコいい切り返し方が思いつかない)

同僚「えっ」

『なんか…誰かの為に頑張る…という思想がないというか…仕事においては子供が…とか家族が…というのは関係ない…気がします』

同僚「そっか…確かにまあ俺もだわ。俺も俺自身のために頑張ってきたわ」

 

その後割とすぐその職場は辞めてしまった(いろんなしがらみがあったし、待遇は良かったけど技術的に閉塞感がある会社だったので、当時まだ若かった自分はもっと上を目指したかった…質問した同僚の方も後年辞めたらしい)のですが、いまだに「自分がなんかする理由は自分のため」というポリシーを維持するために思い出すエピソードです。
ここでカッコよく&ヒロイックに「家族の為に頑張ります!」って答えてたら「( ´_ゝ`)フーン」としか言われなかったと思うので、心を無にして本能で出てくる答えは強い。

*これまでさんざん「同僚…!かわいい…!愛おしい…!」っていう話しかしてなかったけど、この人については当時私より年上な上にこういう質問してくるって…結構嫌なやつというか煽ってきてる感じはある…
*とはいえこれ以後は結構こっちの頼みごとを聞いてくれたりしたので恨みはあまりない

もちろん自分も女子として「イエスマスター!」って従える存在を求め続けてはいるんだけど、黒騎士はそんな簡単に見つかるもんではないし。

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自分がほんとに自分を犠牲にしたいと思う存在が見つかるまでは、ただ自分の為に頑張る以外ないではないか。

*「子供がいたら自分を犠牲にして頑張れよ!」って言われそうだけど、親が死んだら大体子供も大変なことになりますし、それはそれとして別個の存在なので、私は私自身を優先します
*子供には人間であれ二次元であれ、多少辛くても「こいつのいい笑顔見たい…」みたいな好きな気持ち(下心?)がもてる相手がいたらいいなと思ってます。いやもういるのかな…?

 

きみのためなら死ねる[完全版]

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