きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

母と娘の『乙嫁語り』

 子供(女子大生)と一緒に「星の王子ニューヨークに行く」を家で見てたんですが、

子供「エッ…これ1も2も滅茶苦茶女性にとってみたらヒドイ話じゃない…?ちょっと引くわ…」
う…うん…そうね……


1の王子のフィアンセ(王子と結婚するためだけに育てられたが、王子は「自分で好きな人と結婚するんだい!お前は片足で跳んでろ」ってひどい命令して出奔する)とか、2はその王子が実は婚外子作ってた(そして1で結ばれた王妃との間には女子しかいない。でも別に姫が王位継承すればいいんでは…?)とか、割とウウン…?って思うポイントが……まあエディ・マーフィ好きだし面白いけどさ…

同じタイミングで、子供が「乙嫁語り」を読んでで、こっちはまあ「時代劇的なもんだからそこまでは気にならない…」とのこと。私は未亡人タラスはともかく、姉妹妻編はだいぶ微妙な気持になった……この時代だし「夫に先立たれた妻」の生活考えたら仕方ないのかなと思うけど…

 私は中年女性の会社員としては超凡庸なタイプで

  • 多少の事では怒らない
  • 愛想よく優しい感じ
  • 笑って誤魔化す

…ってな処世術で生きてるんですが、子供は「意味もなく笑うな」「媚びるな」「対等に言い返せ!!」「嫌なら断れ」っていうスタイルに成長しました。(年代の違いと、都会育ちだからかな…大学も女性の割合が高い&留学が盛んなので、ジェンダーとかの問題には割と先進的なイメージ)私の仕事中の様子にはかなり批判的です。

 このまま元気に自由に生きてくれればいいな、という希望もありつつ、でもオールドタイプの私に子供世代のスタイルを求められるとちょっと戸惑う…

 自分個人はずっと変わらず「普通の凡庸な人間」という認識なんだけど、子供世代とか、会社に新しく入ってくる人たちからは「相対的に古風」って思われる時代になったのか…

でも「現実はそうもいかないからな!お前も社会に出たら結局顔採用とかキラキラ女子とかの枠組みに入れられるんだぜ!」みたいな事を親の私が言うんじゃ、あまりにも夢とか希望が無さすぎるからな…嫁姑とかのイビリを次世代に伝承させない、みたいな感じで、次の世代を「社会とは」で脅す人間にはならないように心がけます…