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きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

若い開発とかを構って遊ぶ会社員です。10才下の上長から「黙れババァ」って言われて何かが目覚めた。

心の中に

いつものアレ(友達?)について、一緒に飲みに行くと八割くらい彼が喋ってそして四時間くらいが経過(8時に店に入ってもam2時まで余裕です…)することに今更気づきました。

私もまあまあ若者の話を聞くのは嫌いじゃないんだけど(というか好きだけど)オマエちょっと話しすぎじゃないか…!

しかも私は割と洗脳されやすく、言われたことはつどつどメモって、その後はてぶとかTechCrunchでその単語が出たら読んでみる…を繰り返しているうちに一応多少概念だけは理解できるようになってきた…すげーな高学歴…
この老害に新しいことを多少なりとも覚えさせるとは。

 

まあ仕事の話以上にどーでもいい「うちの犬がかわいい」とか「○○さんがさー」とかの雑談があって、でも彼が「あのねー」と話す多くの事はとてもほのぼのとしていて、それぞれのことに彼がやさしいまなざしを向けているのがよくわかる。

いつか自分もこの思い出話の一つになるのだろうか。「最初に働いてた会社のおばちゃんが強烈でさ…」とか。そうやって誰かに私がいたことを伝えてくれるのであれば、私自身が君と違う世界に行っても、そんなに悲しくないような気がするんだ。
来年、誕生日がきたら、私のことをちょっとでも思い出してね(誕生日がとても近いので、会社でまとめて祝われた)。誰かに私の事を話してね。とお願いしたら

「人に話したりしてないよう。すぐいなくなるみたいな事ばかり言わないで!」と怒られた。

 

ごめんよー、と謝ったけど、君(90年生まれ24才)がちゃんとした大人(というか、ちゃんとした職業人)になるころには、私はおそらく同じ枠組みにいないだろう(会社がどうこうという以前に、制作職で35才はもはや限界値な上、私はデザインとかシステムについては実はあまり興味がない。ただ、目の前にあることを解決するための方法を模索はしているというだけ)ということを、10年余計に生きてる自分は知っている。

私に対してもつ「いなくならないで」の気持ちを忘れないで。その気持ちを持ち続ける限り、仕事において「他者がいる」ってことをポジティブに受け入れることができる。(「自分しかいなくなればいいのに…!」って思い始めたら絶望です!)

たとえ喧嘩ばっかりしてる相手でも、何にも教えてくれない相手でも、「この人がいなくなったら悲しい」って思う気持ちを持たなければ、他人に対して苛立つだけの生活になってしまうよ、少年。

『加速』したくはないか、少年、って感じで君たちはどんどん先に行ってしまって、私とは道が分かれていくのだろうな、と思うけれど、私の中に過去の同僚が教えてくれたことが生きているように、私の事を若い人が思い出すんなら、それはそれで悪くない。

加速することによって喪われるわれわれを、たまに思い出してくれれば、いいから。

 

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

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