きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

常駐異聞録ルリ子〜半年が経過しました

これまでのあらすじ:

「常駐」という労働スタイルを強いられた結果一瞬(一ヶ月)で医者に出社を止められるレベルで体を壊したルリ子(30代後半)でしたが、その後別の常駐先で元気に生きています。

 

二回目の常駐ガチャであたり(ホワイトかつ、経験のあるツールかつ、指示するプロパーの人がちゃんとしてる)を引き、命は助かったもののの、なんかこう、不条理感がぱない…

ゆうちゃん(2週間で病気休職)は今の所、二回目の常駐はなく(話はあったが色んな面で折り合いがつかなかったっぽい)社内で私に代わるお局長老ポジとして指導などをして元気に生きています。

しかしハズレを引いてしまった人は退職したり(若い人はまあ…転職するわな…)、「こんなはずじゃなかった」の長距離通勤を強いられたり(入社した時、常駐あるよって説明されてないし……自社の近所に引っ越した途端に常駐決まる人が結構いる)しています。逆に社歴短くてすぐ常駐行った人は、一年後に自社に戻ってきても、早々に「環境に馴染めない…」って退職してしまったり。どうしてこうなった……

 

自分はエンジニアではないのですが、たまたまある種のwebツール経験がある(開発的に難しくはないが、だいたい用語が日本語としていろいろ違和感があったりするので経験ないと戸惑うと思う)ので常駐になってしまったのですが、ハズレの皆さんに聞くと
「データアナリストなのにexcelしか使わない…」
「フロントエンド開発なのにスクショ撮ってexcelしか(略」
「開発なのにファイルを別のとこに置いたり、git管理のファイルをsvnに置き直すことしかしていない…」
なんかもう……別に…エンジニアでなくていいんじゃないだろうか……私はまだツール的に合致してたからマシだった……

今まで常駐とかほとんど経験なくて(やっても2ヶ月とか、終りが見えてるやつだった)、ていうかこれだったら普通に派遣社員の方がマシなんでは……相当の覚悟がないと断れないし……

 

超怖いのが「行ってみないと業務の内容がよくわかんない」ってことです…(私が一回目に行かされた常駐先は、実際行ってみたら開発的な知識が要求されるうえに、最高にクレイジーなことに先方の現場が人員を入れる必要性を感じてなかったのでめちゃくちゃいびられた。姑かよっていう…)

なんかもう、自分が有能か無能かというのは別軸でガチャ運が要求されるんだな、と…

 

2年くらい前まではこっちが業務委託とか派遣さんを受け入れる立場だったんだけど(でもちゃんと何してもらうかは決まってたし、日々ちゃんと指示はしていたよ……)、営業さんがもってくる常駐の話に怯える毎日です…(全然経験ない業務とか、自宅から通勤2時間とかみたいなやつを普通に面談ぶっこんでくる)

常駐自体が全てダメってわけじゃないんだけど、そもそも常駐をあまりやってこなかった会社が思いつきで「常駐させたら毎月お金もらえておいしいじゃん!」みたいな短絡思考でやったらこうなるじゃん…!?

 

前職の「スタートアップという名の、人数少ないからワンマン社長&取締役が経費ザブザブのどブラック」とはまた別軸で、うーんって感じだけど、まあ、比較したら今のほうがましかな…(前職はしれっと半分くらい社員が入れ替わり、いつのまにか社名が変わってた……)