きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

そもそもウチには芝生がない:わざわざ漫画で過酷な現実を読みたくはない…

kindleセールとかポイント還元とかあったから、たくさん漫画買った。kindleUnlimetedも久々加入してしまった。

40代女性として、いやいやタイプ違う女3人で生活って…こんなうまくはいかんやろ…と思いつつも面白い。熟女バー・かぶと虫(この店名のセンスとか好き…)ののりまきちゃん推し。

子育て漫画って一大ジャンルとして「育てにくいタイプの子に苦労する」(「光とともに…」とか。母親目線的には「聲の形」も。障害名がつくつかないというよりは、子育ての辛い面を拡大する感じというか……)ていうのがあると思うんですが、たまに読んでで辛すぎて「現実って……そんな……そんなに辛くて先がなくて絶望的で周りの協力も得られないものかな…育児っていうかもう…人生とか世界が嫌いになりそう…」て「世界の大いなる意図」みたいなのを疑ってしまう。私個人の性格とかコンディションにもよるけど。育児マンガもなんだけど夫婦関係とか家庭全般のコンテンツはしばしばそういう気分になるのがあります。悲惨な事件が起こるサスペンスとかミステリーではそういう気持ちにならないので、「家庭とか友人」とかの日常ギスギス系が疲れるんだろうな…(でも読んじゃう)

「芝生」は介護とか不倫とか障害のある子供とかのワードはいっぱい出てくるけど、基本的にギャグマンガなので「生活費どうなってるん?」とか「3年後とかどうなってるの…?」みたいなことは考えなくていいし、無駄な葛藤とかはバッサリ無いのでサクサク読めるしおすすめです。

 

若いころ(20年以上前)は同僚男子に「君らの好きな美少女コンテンツって結局ヒロイン全部主人公を好きになるわけじゃん…? ということは選ばれなかった世界線のヒロインかわいそうじゃない…?」て聞いて「そういう整合性は求めてない」「そういうのをあえて楽しむ属性もある」(当時はそんなにNTRとかの用語は無かった)「そこらへんは大体メーカーとかの傾向があるから、修羅場が好きな人はそういうものを・ハーレムが好きな人をそういうものを選ぶ自由がある」って力説されて「難しいな…」って思ったけど、今となっては精神が疲れてる時に「実録!!嫁姑!」「夫婦の断絶!!」みたいなの読みたくないし…(悲惨な内容ほど実話!実話!!っていうのはなぜ…? 全米が泣いた実話とかの反対…?)

現実はこう!悲惨!救いがない!それが現実!!…だとしたら、その醜悪な現実を虚構で再現することにいかほど意味があるのかな…と今は思ってます。

 

 

こういうサスペンスとかは実話じゃない&悲惨展開も最後のその時に向かってカタルシス集める装置だと思ってるんで安心して読めます。後半ちょっと唐突に過去語られて片付けられた感あるけど。ベタな幼馴染キャラのように見えるエナン(スカッとした解決ではなくて、長い時間をかけて、年下の子供たちや社会とのかかわりの中で「まっとうに生きる」を成し遂げていく)とか、学校の友人とかも含めて、家族とか仲間とか、子供とか未来とかを願いながら毎日を生きる…それが報われてほしい……せめて漫画の中でくらい……