きれいな夜景をつくるおしごと~確認がとれないと帰れない~

B2Cの広告系web制作をやってから、B2BのMAとかやる仕事についた。

暮れていくこの年を

正月だけど、状況的に(受験とか感染症とか…)で帰省することもなく、ていうかそんな遠くない未来に帰省する先も失うのだろうな…(両親も高齢なので…)と想像しています。

 

自分が小さい頃は従姉妹とかがそれなりにいて、お歳暮とかお年玉とかのやり取りもあったけど、今となってみんないろいろと難しい状況になってしまい(私は結婚が破綻して出戻って来たり、他の人は子供が大病したりとか、本人が病気になったり…)、ほぼ、親戚付き合いは消滅しております……まああとそもそも離婚しているので父系の親戚は存在すら謎い…

正月もクリスマスもこれといって何をするでもない…卓上ツリー飾るくらいかな…初詣も自分の所縁のないとこに行くのが逆に違和感あるし…

 

改めて「あんまり年末年始やることのない家ですまんな…」って子供にちょこっと謝ってみたところ、「たぶん結構こういう家も多いよ…たぶん」て言われた。なんだそれ。

 

子供曰く、親戚付き合いとか友人との楽しい交流がある人はそれを声を大にして言いたがるけど、我々のように「親戚と付き合いない」「友達付き合いもあまりない」みたいな人間は進んでそれを公表しないので、なんか世界はこの時期みんなワイワイしてるように見えるけど真実はそうじゃないんだよと。そうなのか。マーケ的には数値で取ってみないとわからないし調査の母集団も問題だよな…例によって子供による高度な慰めなのかもしれない。

 

まあ、予定がなくても休みなだけでも嬉しいし…東京都でワイワイしてない家族が普通に正月を迎えようとしてる、みたいなことだけ書いておきます。私も子供も試験勉強してます。お蕎麦は食べるけど雑煮は作らない(子供が餅がそんな好きじゃないので)。でもちょっと高級なグリーンカレーのレトルトと、タイ米ハナマサで買ってきたので、それが楽しみ。

 

 18歳で進学のために東京(正確にはキャンパスは埼玉だった…)に来た時に買ったCD。これと『serial experiments lain』のCDだけは今もまだ手元にあります。
「茜さす帰路照らされど」を聞くとなんとなく、望郷みたいなものを感じる。なんでだろ。

無罪モラトリアム

無罪モラトリアム

  • アーティスト:椎名林檎
  • 発売日: 1999/02/24
  • メディア: CD
 

 来年は旅立ちと別れの年になるだろう、という予感はありますが、それはそれとして、私たちは来年も、ただここにあるための勇気と努力をもって生き続けていきたい次第です。

皆様良いお年を。

酒のおいしさの要素

自分は飲酒が趣味で(一人で自宅で安酒を飲むスタイル。完全にアル中リスク高めの飲み方)アルコール飲料の新製品が出ると買ってみるタイプです。

RTDという、缶あけて即飲むインスタントな娯楽で地獄行きになるジャンル(近年話題のストロングゼロ系含む)を主に飲んでます。ちなみに各社広告費をかけてボコスコやるジャンルでもあるので、制作会社でもよく仕事で関わりました…(大体発売日とかCMの芸能人写真とかいろいろの縛りがあって、制作スケジュール厳しめの案件が多かった…)

とはいえ長年(20年くらい…)飲んでいると、あんま甘いものは飲めなくなり…ストロング系を飲むと頭が痛くなり……「宝缶チューハイ」「キリン本絞りグレープフルーツ」「タカラ焼酎ハイボール」あたりを愛飲しています。

子供「なんでそうまでして酒を飲むの…風邪ひいてても大体飲むし呆れるわ…」

まあ…日課だから…?

 

先週はたまたま、冷蔵庫の氷を切らしており、ロックアイスと合わせて缶チューハイを購入しました。…エッ…なにこのおいしさ……ていうか氷…氷がアカンかったんか……!(東京都の水道水凍らせてるだけだからな…)

 

酒のおいしさは…冷たさと氷(水)の味にだいぶ左右される……もっといい浄水器でも買うべきかな… 

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

  • 作者:中島 らも
  • 発売日: 1994/03/04
  • メディア: 文庫
 

 

 amazonのレビュー見たら「アルコール依存症当事者による入院記」って書かれてたけどそうなのか…?
これ読んで「お酒怖い!もう飲まない!」みたいに感じることはできなかった。というかむしろかっこいいな…と思って、いずれ自分が筆名とかを付けるようなビッグな人間になったら「容」を使いたいと思ったレベルに憧れたぞ!(当時高校生なので酒は飲めなかったけど…)

母と娘の『ライフイズストレンジ2』…にならなかった

自分の兄(子供から見たら叔父)激推しの『ライフイズストレンジ』の新シリーズ(続編ではない)の『ライフイズストレンジ2』をやっています。セールで安くなったから…

クロエもだいぶ「気を配ってやらないと死ぬヒロイン」だったけど、今回は子供(弟だけど)だからさらに健康管理が問われる…育児を感じる…かわいさとウザさを天秤にかけるとウザさが勝つな…(お喋り男児…性格は素直でかわいい方だと思うけど…)

1の女同士の友情より普遍的な感じの家族愛テーマっぽいし、万人向けっぽい気がする。自然も怖いけどきれいだし。段々と悲劇と暴力要素が強まっていくけど…
初回プレイの方針としては「弟に他人を傷つけさせる選択肢は選ばない」で行ってるけど、なんかもう3章までで何度も差別とか暴力とか理不尽にさらされる状況が…

www.jp.square-enix.com

「ひとつの選択だけで人生は決まらないから」っていうのが怖いな…中年は何回も繰り返して分岐回収するのつらいから……マルチエンドとかあんまり求めてない…『ライフイズストレンジ』も些末な部分は変えられても(まあ人生の大部分は些末な事の蓄積だけど)大きな流れとしての破滅は避けることができない、っていうのが自分は割と好きでした。避けられない死に向かって、私たちはみんな生きていくのだ……

 

子供は『デスストランディング』をクリアしてから「ゲームはしばらくいいかな…という気持ち…」とぐんにょりしています。爽快なエンディングってわけじゃないからなぁ…
好きなキャラは予想を裏切って「ヒッグス」(ママーも好きだけど)だそう。

受験が終わらないと子供は遊んでくれないけど、受験が終わったら進学のために遠方行きの可能性もあり、私の育児がいよいよ終わりに近づいています。少し寂しいな…うざい時代(なんで?どして?とかの時代とか、荒れ狂う思春期とか)が終わるとすぐ別れになってしまうのだよ…

孤独のマーケ:MUG Day Online

engage.marketo.com

 

MAツールのイベント見た。最近はこういうのもオンライン開催になってありがたいなぁ。(移動時間とかの問題がなくなるから…)

 

仕事がデジタルマーケだからこういうのよく見るし事例なんかも調べるんですが、2年くらい見続けて、登壇者(導入企業の成功事例)は
・営業しかしたことのない体育会系の俺が
・marketo(に限らずなんかデジタルマーケのツール)と出会って
・社内のみんなでサクセスした!
みたいなストーリーラインが一つの定型なんだなと改めて思いました。
努力友情勝利!って感じで受け入れられる万人向けのサクセスストーリー。


しかし私自身は「力を求めた結果孤独になる」ルートに入ってしまい
・半端なレベルのクリエィティブメンバーだったメンヘルの私が
・業務を通じてMAやCRMと出会い
・ツールが好きすぎて専門の会社にいった(それしかやらない職種になった)
うん…まあ…同じ構成じゃない…?闇落ちっぽいけど…

自分はツールを深めるにつれてどんどん孤独なポジになっていく。一つのPJに深くかかわる、というよりはツールだけを各社で担当し、より汎用的なナレッジになるようにもぐもぐしていくことで先に進む…なので各社で一人ポジ&他社の事例は話せないのでほぼ誰とも会話をしない。
昔は寂しいし「自社プロダクトじゃないから他人の祭りだよな…」と疎外感も感じてなくはなかったんですが、なぜか自ら進んで話さない現場の方が、成果も出せているような気がする…

孤独は孤独なんですが、一人でメール作って配信設定考えていると「この組織の中で直接顧客に語り掛けられる人間て私だけだな…」みたいな妙な感慨がありました。たとえばLPとかを作ったとしても、基本的に広告なりなんなりで呼んでこないと人は来なくて、メールほど「直接届ける」っていう方法は無い(他にあるとしたら電話とかかな…元祖としては紙のダイレクトメールというかセールスレターなんだろうけど)。

 それをぼっちポジでコミュ障でその組織のプロパーでもない私が「今… あなたの…心に…直接… 」っていうのをDB相手にこねてるのがシュールで面白いというか。プロパーの人(メールマーケは大体担当者が若い)の「おれはこうしたいと思う」みたいなのをうんうん…て聞いて試行錯誤してガチャガチャやる係をこれからもやっていこうと思ってます。

孤独のグルメならぬ孤独のマーケ…

誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……

そうなのよ!別に寂しくなんかないんだからね!!
話さないけど飲み会だけは大好きなんで誘ってほしいとかの圧はだすけどね!!

今日も「誰かの気持ちとか動かすといいなぁ」と思いながらhtmlメールを織り上げています。(実際の効果としてはデコラティブなhtmlメールを工数かけて出すよりは、テキストメールでちゃんと「あなたのことを理解している私があなたに書いています」にしたほうがB2Bについては良いと言われますが…私は経歴的にデコHTMLメールに強みがあるので…)

井戸端オンライン~嫁ぎ先からFF14~

前々前職くらいの同僚と、なぜか時と距離を超えてFF14をやっています…
PS3時代以来の復帰……(よくアカウント残ってたな…)新しく追加された要素がいろいろある…無限に時間吸われるな…

 

jp.finalfantasyxiv.com

とりあえず、蒼天のイシュガルド編をクリアしました。すがすがしいくらいに人が死ぬ。昔のFF感ある。マトーヤとか出てくるし。

 

同僚(私よりちょっと若い女性)は、六本木ヒルズで夜景を作っていた仲間でした。(ソシャゲバブル時に採用された。彼女はソシャゲの仕事に見切りをつけて自ら去っていったが、私はなんとなく残ってその後空前の大規模リストラで辞めた。)
そのあと縁があって再度同じ会社で一緒に働いたけど、彼女は遠距離恋愛の結果、ちょっと遠くに嫁いでいき、連絡が途絶えていました。が、2年前に「10年以上行方不明だった父が借金を残して異国で死ぬ」という最悪の結末の相続放棄のため家庭裁判所に行く必要があり上京し、なぜか赤坂の街角で私(その時は既にソシャゲソルジャーを辞めてmarketoのコンサルタントになっていた)とバッタリ再会したのであった…という関係です。

うん! なんかFF以前の情報がドラマチック(お互いにいろいろありすぎた)すぎてFFのドラマチックRPGっぽさが霞むな!!そんなわけで連絡はたまに取るけど、このコロナ禍により、会うことはなかなか難しい関係です。

 

我々(中年女子)のFF14は「夫や子供に支障ない時にやる」という隠密のおきてがあるため、朝7時台~10時前に活動しています。朝方アサシンです。二重の意味でアサカツ。

ボイスではチャットでは「嫁姑」「子供の進学」「親の介護」などが話し合われる、井戸端会議というか……
私は結婚していないし、彼女は今のところ子供がいない。「孫(自分の子供)がいたら何かが変わったのかな…」「いや子供がいても夫婦は壊れるし(私が実例)、祖父なんかほぼ関係なしだと思うよ…」

 

40代ともなるとみんないろんなしがらみから自由ではいられないのだな……光のお母さんだけではいられない…イシュガルドはまだしも紅蓮のリベレーターはますます「正義とは何か…幸せとは……」みたいな気持ちになる展開なんだけど、やっぱ老害としてはイシュガルド編のが懐かしさがあるから好き…

立ち退いて1年たってもビルはそのままだったのだった……

子供が「デスストランディングで、今ママーを運んでいる…ロックネのところに…」というので、ああママー死んでしまったか…と言ったら、死ぬ前だった。ネタバレになった。めっちゃくちゃ怒られた……ごめん……(時系列的にあやふやだった…)

nokuat.hatenablog.com

改めて調べた。自分はママー推しだけど参考になった。

 

そういえば、去年5月に引っ越し(ビル立ち退き)をしたのですが、その後、そこに新しい建物が建つ、どころか、取り壊されてもいません……

あの頃…我々は…「2020年にはオリンピック特需がある」という前提で生きていたのだな……という……

まあ、でも、大震災とか、感染症とか、なんか、「自分が生きているときにものすごいことが起こったな」というのは、それはそれ、継続的に日記をつけているからこそ感じられる何か、みたいなのがなくもない。幸い、私と子供はまあ元気に生きている…幸いに…その幸いがいつまで続くかはわからないけれども……

 

去年5月から、私は2つ資格試験を受けて(幸い合格した)、2回転職をし(ちょっとずつ年収が上がった)、完治まで半年以上かかる大怪我をし(生まれて初めてMRIを撮った。しばらく松葉杖や片手杖を使っていた)、子供は英検を4回受験して何とか取得し、いよいよ受験のシーズンを迎えつつあります。(私も11月12月に別の試験受ける)

間違いなく進んではいる、苦しみに満ちている時代でも、生きてる限り自分がやれることをやって生きるしかない。

私たち母子が楽しく生きていた都市は、だいぶん飲食店も減ったし、夜の賑わいもなくなりました。でももともと根無し草で15年以上だし、他に行く当てもなし、まだある飲食店で毎夜がつがつ飯を食って生きてます。去年から+5kgになりました。やべぇ。

 

母と娘の『DEATH STRANDING』

 
子供が試験期間中かつ、もう学校も推薦入試組とか内部進学組の関係で、どんどん短時間になっていき、家でデスストランディングをやっています。
「BTってなに…アメリは本当に生きているの…クリフはBBのお父さんなの…?」とたくさんの疑問を抱えながらただ歩き続けている……
最後までプレイしてもわからないことはたくさんある…とニヤニヤしながら感想を聞いています…(私はクリア済・ネタばれると超怒るからな…)
 
自分は正直アメリの存在についてははぁ…?という感じなんですが(世界を救うために、女子が永遠の世界にとらわれることを選ぶ…というのはエロゲっていうか一昔前のセカイ系だよな…)、クリフの最後は悲しい気持ちになりました。
親っていうのは子供に伝えたいことを伝えらえないで死んでいくものなんだな…(私は生きてるし私の親も生きてるんだけど、最終的にそういうもんだろうなとなんとなく思う)
 

最初はBBに泣かれるとすごい頑張ってあやしてたけど、段々めんどくなって泣かせたままで走り回るあたりがある意味現実の育児に似ているな…

受験とかの兼ね合いはあるとはいえ、子供が自分と同じコンテンツに触れて楽しむ姿を見ていると、「子育てのご褒美」感があります。幼児のころは「私と違うタイプのオタクになったら宗教戦争になりそうだ」って思ってたけど、無事に「多少はジャンルが重なっている」くらいに落ち着きました。